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日立チャネルソリューションズ株式会社は、ATMをはじめセルフで操作する機器や係員が操作する端末などさまざまな製品を開発し市場に提供してきました。これらの製品は金融機関やコンビニ、公共施設などで多くの人々に使われています。当社は利用者目線で使いやすさを追求した設計に取り組んでおり、ATM事業の歴史は当社の「UX/UI設計の進化」の軌跡でもあります。
このたび、当社はプロダクトデザイン分野における社会協創と社会貢献を目的に、歴史あるデザイン学校の専門学校桑沢デザイン研究所(東京都渋谷区)の授業に対して支援しました。プロダクトデザインの授業で題材として当社製品を提供し、学生が製品にじかに触れて、UX/UI設計の考えや理由など実際に社会で使用される製品について理解を深め考察する機会になりました。

社会協創の取り組みは、日立チャネルソリューションズの取引先で電子部品販売の萩原エレクトロニクス株式会社のCo-Souプロジェクト(オープンイノベーション)の活動に賛同し、同社と桑沢デザイン研究所のつながりによりデザイン学校での授業支援に至りました。桑沢デザイン研究所は、1954年に設立された日本で最初に学校名にデザインを冠したデザイン学校であり、多くの卒業生を送り出され、デザイナーとして多くの業界で活躍されています。

今回の授業は約20名の学生が受講しました。昼間部「プロダクトデザインⅡC(インターフェース)」授業担当講師の生駒 崇光氏の指導のもと、当社の社員が製品の使い方や運用方法を説明し、学生たちに実際に装置に触れてもらいました。製品のUIに関する疑問点や気づき事項、改善点が議論されました。また、若い将来のクリエイターである学生からの意見は新鮮であり、当社においてもUX/UI視点での学びがありました。

オープンイノベーション活動としての社会協創による授業を終えて、桑沢デザイン研究所から、今回の試みを通し、デザインと実際のモノづくりにおける壁や谷を感じてもらい、実際のモノに触れながら形の理由を体験するコト(目的)が達成できたとコメントがありました。
当社は、萩原エレクトロニクスと協創パートナーとして、今後もCo-Souプロジェクトの活動に継続的に連携して、学生へのモノづくり支援や新しいコトづくりの協創に取り組んでいきたいと考えています。

実際の装置に触れる学生

講義風景