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日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社

Hitachi

2009年3月11日
株式会社日立製作所
日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社


「還流型ATM向け海外紙幣汎用識別方式の開発と実用化」が
第55回大河内記念技術賞を受賞

紙幣識別モジュールにおける研究開発とその量産化実績を評価


株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)および日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社(代表取締役社長兼CEO:大谷彰彦/以下、日立オムロンターミナルソリューションズ)は、このたび、「還流型ATM向け海外紙幣汎用識別方式の開発と実用化」に関して、財団法人大河内記念会(理事長:吉川 弘之)から、「第55回(平成20年度)大河内記念技術賞」を受賞しました。

「大河内記念技術賞」は、「生産工学、生産技術の研究により得られた、優れた発明または考案に基づく産業上の顕著な業績」に対して毎年贈られる賞です。今回の受賞は、日立と日立オムロンターミナルソリューションズが研究及び開発を行い、還流型ATMにおける海外紙幣の識別が可能な紙幣識別モジュールの量産化に成功した功績が認められたものです。

世界の紙幣の発行枚数は、電子マネーの普及にもかかわらず年々増加しており、それは紙幣実体への信頼感が万国共通であることを物語っています。一方、近年、業務効率向上という観点から、紙幣を直接取り扱うことを少なくしたいという金融機関の強い要望があります。還流型ATMは、主要ユニットの1つである紙幣識別モジュールにて紙幣の真偽や劣化度などを自動識別し、問題がない場合はその紙幣を支払い用として還流させることで直接紙幣を取り扱う機会を少なくし、現金を入出金するATM利用者や金融機関に対する安全性、利便性、経済性を飛躍的に向上させるという特長があります。
海外向けの紙幣識別モジュールは、量産、即応生産の点で多くの課題がありました。2000年4月に海外紙幣識別方式の基礎研究に着手し、それ以降、順次、海外紙幣向け金種判定、紙幣パターン検査、紙幣破れ検査、紙幣厚さ検査などの方式と機構に関する実用化研究を行いました。2001年からは、主にヨーロッパ向けの還流型ATMのための特定紙幣の紙幣追跡、紙幣汚れ検査などの開発も平行して行いました。2002年以降は各国の事情に合わせて機能を開発強化し2006年に本汎用紙幣識別方式の原型を完成させ、高精度、多機能な紙幣識別モジュールの量産、即応生産が可能となりました。

日立オムロンターミナルソリューションズは、これらの紙幣識別技術を利用して、中国向けATM(HT-2845-V、HT-2845-W)等を開発し出荷しています。又、海外ATMメーカに対しては、紙幣識別モジュールが搭載されたユニットをOEM供給しています。

HT-2845-VHT-2845-W
<HT-2845-V>   <HT-2845-W>


本件に関するお問い合わせ先

日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 経営戦略室 経営企画部 [担当:長束]
〒141-8576 東京都品川区大崎一丁目6番3号 大崎ニューシティ3号館

03-5719-6009(ダイヤルイン)

以上

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