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Hitachi

日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社

アドバンスト現金管理対応のリモート精査システムの稼働で、
本支店のATM管理業務を効率化し、さらに業務革新を推進

遠州信用金庫では、日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社製の新型ATM「AKe-S」の導入に併せて、従来より稼働していたATMリモート現金精査システムを進化させた「アドバンスト現金管理システム」を採用。従来精査時には必ず現金を計数していましたが、本システムは、計数の必要性をATM自らが判断し、必要な場合にのみ自動計数を行います。このシステムの導入により、遠州信用金庫は、ATM精査時間の極小化を実現させ、精査業務の大幅な省力化とお客さまサービス向上の両面でATM現金管理業務を革新します。
アドバンスト現金管理システムは2013年度から、本店営業部で試行開始。既に稼働しているAKe-Sの改造や機器更新に併せて、アドバンスト現金管理システムを順次導入・拡大しています。
また、両替機のリモート現金精査システムも最初のユーザーとして稼働中です。

ATMリモート現金精査システムの”進化”によって、ATM精査時間が大幅に短縮

遠州信用金庫
常勤理事
鈴木 靖 氏

ATMリモート現金精査は、本支店の役職者デスクなどに設置された現金管理端末(PC)からATMへ精査指示をすることで、職員がATMの扉を開けずに現金自動精査が行えるシステムです。この導入により、職員の現金精査に拘束される時間が短縮され、精査業務の負担軽減につながりました。また、現金に直接触れないことで現金事故の抑止や牽制効果も期待でき、さらに機器精査帳票が自動的に作成されるので、ATM現金管理帳票への記載・転記ミスの防止にもつながるなどさまざまな効果がありました。
しかしながら、従来のリモート現金精査では、現金の装填容量によるものの、現金の計数に30〜40分程度かかっており、その間ATMを休止する必要がありました。この精査時間の短縮が課題として残り、そこで登場したのがアドバンスト現金管理システムです。
「以前は、ATMの取り扱い時間内に精査をすると、(その時間ATMを休止させるため)ATMご利用のお客さまにご迷惑をおかけしていました。今回導入したアドバンスト現金管理システムは、紙幣部や硬貨部にアクセスがないなどの一定条件下で、現金計数は不必要と判断し、ATMを休止させることなく精査業務ができるようになりました。今回の進化のおかげで、精査時ATMの前に『休止中』の看板を立て掛けることもなくなりました」と、遠州信用金庫 常勤理事の鈴木 靖氏が振り返ります。
まさにATMリモート現金精査システムの“進化”によって、ATM利用者のCS向上と、精査業務の省力化を通じて職員のES向上が同時に実現できたのです。

精査時間の極小化で、支店のATM現金管理業務の更なるイノベーションを実現

「アドバンスト現金管理機能を搭載できるATMはAKe-Sだけですが、(設定した時間になると)人手を介さず自動的に現金精査が行なわれるため、職員が出勤する前には『毎日精査』が完了しています。これによって、職員の精査業務にかかる負担が削減されました」と鈴木氏が語ります。
アドバンスト現金管理システムの導入により現金管理の運用は次のように変わりました。(図1:運用イメージ 参照)
〔導入前〕 2週間ごとに、役席者と担当者が2名で精査を実施。1カ月ごとに、現金洗い替えを実施。
〔導入後〕 PCでスケジュール設定した時間に『毎日精査』を実施。洗い替えは半年に一度実施。
『毎日精査』を実施することで、より厳格な現金管理が可能となります。万が一、運用上のミスが発生した場合でも、翌営業日には判明するため、問題の是正が迅速に対応できるようになりました。また、コンプライアンス強化や職員の意識向上にもなっています。
半年に一度の洗い替えは、ATM管理業務の省力化だけでなく、現金への接触回数を一層低減することになり、職員の精神的負担の軽減やセキュリティ向上にもつながっています。

図1:運用イメージ

本店ATMコーナー
(左側4台:ATM「AKe-S」、右端:両替機)

「ATMご利用者へのサービス向上、職員のATM精査業務の負荷軽減、また当金庫にとってはより厳格なATM現金管理が実現でき、CS、ESと、コンプライアンス、ひいてはCSRに役立つ、まさに『三方よし』の時流にあったシステムです。また、1台の管理PCで、ATMだけでなく両替機(リモート現金精査対応)の現金管理も実施するなど、自動機トータルで現金管理が実現し、より一層の効率化が図れました。現場が自動機の現金管理業務から解放されたことで、窓口業務や渉外のお客さま対応に専念できるようになり、とてもありがたい」と鈴木氏。現金管理システムの進化とバリエーション化により、自動機現金管理業務が”革新”できたということです。

日立オムロンターミナルソリューションズに対して一言

「当金庫は事務効率化の方針のもとでさまざまな投資をしていますが、アドバンスト現金管理は非常に効果的なシステムでした。ただ、最初に計数しない精査の提案を受けた時は、とても信じられない思いでした。それでも、今までの取引の中で日立オムロン(ターミナルソリューションズ)を信頼していたので、試行に踏み切りました。結果は予想以上でした。現場からも非常に好評です。職員が精査業務の重荷から解放され、現金管理に煩わされることなくお客さま対応ができるようになり、とても喜んでくれています。今回のように、我々金融機関の期待をいい意味で裏切る画期的な提案を今後も続けてほしい」(鈴木氏)

ワンポイント:AKe-Sが精査で機内現金を再計数せず(不要判断時)、精査時間を短縮できる訳

AKe-Sの識別精度が、従来の機種に比べ格段に向上したことで、不明リジェクト券を極小化できる業界トップクラスのアルゴリズムとハンドリング技術に加え、ATM自ら計数動作の要・不要を判断する機能を搭載しているからです。

[USER PROFILE] 遠州信用金庫 (2015年3月末現在)

[ 本店 ] 静岡県浜松市中区中沢町81-18
[ 創立 ] 1950年3月13日
[ 店舗数 ] 25
[ 職員数 ] 343人
[ 概要 ] ゆるキャラ「えんちゃん」を採用。取引密度の強化をはかりながら、お客さま指向で地域における「CSナンバーワン金融機関」をめざす
[ URL ] www.enshu-shinkin.jp/

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※ 本記事に記載された情報は取材時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。